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豆電球

豆電球

 みんな大好き豆電球です。

 

 最近はLEDが主になりそうです。

​ 豆電球はどうやって光るか.わかりますか?

 電気が豆電球の中を流れると豆電球は光ります。電気の流れ道を作りましょう。

光らせる

 電池の(ー)から導線を伸ばして(イ)の部分に指で挟み(ア)の部分を電池の(+)につけると豆電球が光ります。

​ フィラメントの部分が光っていますね。電気の流れている他の部分は熱くなりません。

 +極とー極から導線を豆電球の大きなネジになっている金具の部分(イ)と下部先端の電極(ア)の部分につなぐと点灯します。

3年生に話すとき

 (ア)のところを電池の(+)に電気の通るものでつなぎます。(イ)のところに電池の(ー)に電気を通るものでつなぐと豆電球が光ります。

 

 針金や導線は電気を通します。あとで電気を通すもの通さないものを見つけましょう。

 豆電球をそのままで使うことは難しいのでソケットを使います。アと​イにつながる導線が2本出ています。プラスチックの部分をとって見入ると右のようになっています。

​ 導線がアとイにつながっていることがわかります。

 指で押さえたり,セロテープで貼るよりもソケットに入れて使うと便利です。ネジになっているので,頭の方をもって時計と同じ方向に回して入れます。電球は割れやすいので気を付けて入れます。

​ 下に出ている2本の(電線)導線は豆電球の中のフィラメントにつながっています。​

 ソケットを使うと簡単に豆電球を点灯させることができました。小学校3年生の勉強はここから始まります。

 新しいソケットだと輪になってつながっていることがあります,切って使います。その他に注意が2つあります。

①ビニールやエナメルをとって。導線の金属の部分を出すこと。

②金属の部分を電池の(+)(―)それぞれにしっかりつけること。

小学3年理科

小学校3年生の理科

思考力,判断力,表現力等及び学びに向かう力,人間性等に関する学習指導要領の主な記載

 (比較しながら調べる活動を通して) 自然の事物・現象について追究する中で,差異点や共通点を基に,問題を見いだし,表現すること。

電気の通り道

タイトル

指導要領

 乾電池に豆電球などをつなぎ,電気を通すつなぎ方や電気を通す物を調べ,電 気の回路についての考えをもつことができるようにする。

 ア 電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があること。

  イ 電気を通す物と通さない物があること。

4年生の「電気の働き」につなげます。

​   ・乾電池の数とつなぎ方

以下各学年での連携

5年生 「電流が作る磁力」

   ・鉄心の磁化

   ・極の変化

​   ・電磁石の強さ

6年生 「電気の利用」

   ・発電(光電池(小4から移行)を含む)

   ・蓄電 ・電気の変換

   ・電気の利用

中学2年 「電流」

   ・回路と電流・電圧

   ・電流・電圧と抵抗

   ・電気とそのエネルギー(電気による発熱(小6から移行)を含む)

   ・静電気と電流(電子,放射線を含む)

      「電流と磁界」

   ・電流がつくる磁界

   ・磁界中の電流が受ける力

   ・電磁誘導と発電

中学3年 「化学変化と電池」

   ・金属イオン

   ・化学変化と電池

      「エネルギーと物質」

   ・エネルギーとエネルギー資源(放射線を含む)

   ・様々な物質とその利用(プラスチック(中1から移行)を含む)

   ・科学技術の発展

      「自然環境の保全と科学技術の利用」

   ・自然環境の保全と科学技術の利用 〈第2分野と共通〉

豆電球を光らせる

 乾電池1個と豆電球1個を導線でつなぎ,回路ができると電気が通り,豆電球 が点灯することをとらえるようにする。また,乾電池と豆電球と導線を使い,豆 電球が点灯するつなぎ方と点灯しないつなぎ方を比較し,回路ができると電気が 通り,豆電球が点灯することをとらえるようにする。

指導要領

準備

ソケットに入れた豆電球・・・1  はずしておくのもいいです。

電池            ・・・1

​机の上に各児童分を用意する 教卓や戸棚からもっていくのもいいです。

 ​豆電球をソケットに入れて電池の(+)(ー)につなげると光ります。やってみましょう。

​先生

実験をする

児童

 ​豆電球は光りましたか?

​先生

 豆電球が光らないときは①から⑤を調べてみましょう。

①豆電球がゆるんでいないか。☞ひねってみる。

②電池の(+)(ー)極に正確につながっているか。☞よく見る,動かしてみる。

③ビニールがはがれているか。☞よく見る。

④どう線がと中で切れていないか。☞ほかの導線とかえてみる。

​⑤電池の力が無くなっていないか。☞ほかの電池と変える。

 

 豆電球を光らせることができた人は光らない人を助けましょう。

実験をして助け合う

児童

全員が豆電球を点灯

 ・気をつけたこと

 ・わかったこと

​ を記録

児童

 回路について説明をする。

​先生

板書 回路・・・電池の(+)極から豆電球を通って(ー)極に入る道を回路という。

ノートを取る。

児童

板書計画

電気の通り道

学 習もくひょう

豆電球を光らせるにはどうすればよいのだろうか。

よそう

  電池につなぐ 電線で電池とつなぐ (+)と(ー)につける 鉄を電池につける

​豆電球を電池につける ソケットを使う 豆電球をソケットに入れる ねじる

  ソケットに入れるときねじる ソケットの電線を電池につける

 

      電池ボックスを使う

  験1

豆電球を光らせる

使うもの

豆電球,ソケット,電池

つないだ図をかきます             気を付けたこと

豆電球,ソケット,電池はそろっていた

豆電球をソケットにしっかり入れた。

ソケットから出ている線を電池の

 (+)につけた。

​ (ー)につけた。

豆電球が赤や黄色で塗られているとよいですね。

光らない

わかったこと

光る

豆電球がゆるんでいると光らない。

​線のビニールのところではだめ。

​電池の(+)(ー)に正確に導線をつける。

回路

 電池の(+)から豆電球を通って(-)に戻る輪のようになっている電気の流れる道をかいろといいます。

​ かいろには豆電球があって光を出します。豆電球がないと電流が流れすぎてしまいます。光の代わりに熱を出すので危険です。

 電気のながれ道を作ると電気が流れて豆電球を光らせます。

ま とめ(わかったこと)

 豆電球を光らせるには豆電球を間に入れて電池の(+)から(ー)にわのようにつながった回路を作ります。

 電気を通すつなぎ方と通さないつなぎ方があることがわかった。

こうさつ(おもったこと・考えたこと)

 豆電球が光ってうれしかった。もっとたくさん光らせたい(4年生直列並列へ,装飾・)。電池って不思議。(電池に興味を持つ)

もっと明るく光らせたい。豆電球をつけたり消したりできる(電気を通す物と通さない物があること,制御につながる☞情報教育)。

 おまけ 

 牛乳パックの底の部分を3cmの高さで切って,アルミホイルを使って電気の通り道を作りました。

 電池ボックスと豆電球はゼムクリップで固定しています。

 導線の他にゼムクリップやアルミホイルも電気を通します。

 電池から電気の通り道を豆電球につなげると豆電球は光ります。

​ *ばらばらにおいておいて正しく並ばせて豆電球を光らせる遊びもできます。

電気を通すもの

 電気を通すもの 

 電気を通すもの通さないものを見つけよう 

 ​豆電球をつけることができました。

​ 電気を流すもの,流さないものを探してみましょう。

豆電球が光ることを確認した回路の一部を切って使います。

 豆電球が光ることウィ確認した回路ですので切ったところ'ア'と'イ'をつなげば豆電球は光ります。確かめてみましょう。

 身の回りのいろいろなものを調べて電気が通るか確かめてみましょう。

 

ものさし,三角定規,はさみ,のり,ノート,机,いす,教科書,鉛筆,消しゴム,など

 Excelで回路を作り一か所を切ります。切ったところをつなけば豆電球は光ります。

​実物も簡単に作ることができますが,Excelでもシミュレートすることができます。

 豆電球の直列つなぎ 

豆電球の直列つなぎ

 たくさん豆電球をつけると明るく光るのでしょうか?身の回りを明るくしてみましょう。​ 

 2つつなげてみましたが明るさは1つの時より暗くなってしまいます。

 形を変えると五角形のようになりますが,電池の+極から出てー極に戻る輪のような形になっています。回路になっています。

​ このように一つの輪の中に2つが並んで入っているつなぎ方を直列つなぎと言います。

 豆電球の並列つなぎ 

​ 豆電球を図のようにつなぐと一つ一つが一つ電池につけた時と同じように明るく光ります。このようなつなぎ方を並列つなぎと言います。

 電池の直列つなぎ 

 電池の直列つなぎ 

 電池の並列つなぎ 

 電池の並列つなぎ 

 こちらは少し難しい話です。

 フィラメントは導線と比べて電流が通りにくい性質を持っています。

 電流が流れにくいところに電流(電子)がぶつかるとブルブルと震えて熱と光を出します。

 もっと難しい話です。

 電子のぶつかったところは震えると広い場所になります。

 場所が広くなると,電子がぶつかり易くなります。すると熱や光が多くなります。

 なんとなくホワンと光り始める感じがします。

 初めはぶつかる場所が小さいので電流がたくさん流れます。だんだん衝突が多くなると,熱や光は多くなり,電流は少なくなります。初めのたくさん流れる電流をサージ電流といいます。

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